マイセンのバックスタンプを楽しむ

マイセンのバックスタンプを楽しむ

マイセンのティーカップやソーサーの裏面をみると、双剣のマークのほかに数字の刻印があるなどバックスタンプを見ることが出来ます。
実はこれは、マイセンの歴史にも関係のあるスタンプなのです。
元々は、双剣ではなく、アウグスト王のモノグラムをバッグスタンプにしていたマイセンですが、時代が進むにつれ、紋章をモチーフにし、双剣を扱うようになってきました。
さらに、双剣に点や線を加えることでマイセンの時代ごとの変化を表し、1972年以降は、現在のマイセン「meissen」という名称や、双剣のロゴマークが確立していきました。
なので、マイセンの食器を品定めするとき、バックスタンプの種類によって、年代ものであるかどうかが分かるのです。
マイセンシリーズを手にとる機会あるときは、バックスタンプを確認して、どの時代のマイセン食器であったのか品定めしてみるのも面白いですね。
また、マイセン人形も食器同様人気があります。
現在は、マイセン人形も多く作られているようですが、当時のマイセン窯において作られた作品は貴重なもののようです。
ヘンチェルの子供シリーズというものが、マイセン人形でも値打ちがあるようです。